これからテニスを始める人。たくさんいると思います。
錦織選手の活躍のおかげで日本でもテニス人気が高まってきてるから。
そんな人たちに知ってほしいことが「テニスは左手で始めた方がいい」ということ。
右利きとか左利きとか関係ないです。
みんな左手でラケットを持ってみてください。
今回はその話を紹介します。
テニスでは左利きが有利
まず、テニスでは左利きが圧倒的に有利です。
なぜかというと、ボールの回転が右利きと逆だから。
左利きと右利きでは圧倒的に右利きが多いです。
左利きなんて10%以下な気がします。
そのため、テニスの練習相手は右利きであることが多いです。
つまり、みんな右利きの打つボールに慣れてしまうわけです。
そうなると左利きのボールを打つのは大変です。
テニスは相手の打った瞬間にボールの軌道を予測して動きます。
そして、左利きのボールは右利きのボールとは軌道がまったくちがいます。
つまり、予測とは違う動きをするのです。
頭でわかっていても、体には右利きのボールに対する動きが染みついているので、左利きのボールにはなかなか対応できません。
これが左利きが有利な理由です。
これから始めるという人は左利きにチャレンジがおすすめ
これから本格的にテニスを始めるという人は左利きで始めてみてください。
普段が右利きでも左利きでも関係ありません。きっとできるはずです。
テニスを始める場合、最初は素振りから始めるでしょう。
初めてラケットを振る時は違和感しかないはずです。右手でも左手でも同じです。
私もそうでした。
練習を続けていれば、徐々に体がラケットの振り方を覚えてきて違和感がなくなります。
この違和感がなくなった状態から、利き手を変更するのは大変です。
利き手は最初で決まります。
それなら、有利な左手で始めた方がいいでしょう。という話です。
私の経験
私は字を書いたり、箸を持ったりするのは左手です。いわゆる、左利きの人間なのです。
しかし、テニスは右利きです。
私は中学の部活からテニスを始めたのですが、周りはみんな右利きでした。
中途半端な時期に入部した私は、周りの人のみようみまねで素振りを始めました。
みんなが右利きだったので、それを真似して右利きで素振りを始めたのです。
そして、テニスだけ右利きという状態で、テニス歴15年以上になりました。
左利きの方が有利だと気付いたのはテニスを始めて2年が経過した頃です。
そこから左手に利き手を変えようとも思いましたが、まったくできません。
利き手を左手に変えようと思ったら、左手で0から始めるのと同じ感じです。
0から今のレベルまで持っていくのは相当大変です。
プロでやっているわけではないので、今更左利きになろうとも思いません。
せっかく普段は左利きなのに、テニスだけ右利きで始めてしまった私がバカでした。
まとめ
普段左利きの私がテニスだけ右利きでできるようになったように、その逆も可能なはずです。
テニスが強くなりたい、うまくなりたいと思って、これから始める人は左利きで始めてみてください。
きっとできるようになるはずです。
ちなみに、世界トップレベルのナダルは途中で左利きに矯正したらしいですよ。