テニスツアーファイナル大会で錦織圭が獲得した賞金とVIP待遇

プロテニスプレイヤーの年間ランキング上位8人だけが出場できる大会である「ツアーファイナル」。

錦織圭の活躍もあり、今年の大会はNHKで生放送されています。

テニスの大会の最高峰はグランドスラム(全豪、全仏、全英、全米)の4大会ですが、それに劣らないのがツアーファイナルです。

ツアーファイナルは選ばれた8人だけが出場できる大会ということで、その賞金と選手に対するVIP待遇は一般人には想像の付かないものです。

VIP待遇

まずは選手に対するVIP待遇ぶりからです。

宿泊するホテルは超高級ホテルのVIPルーム。移動はすべて専用車。食事も豪華なメニューが用意されています。

そして、出場者全員にアルマーニのオーダーメードスーツがプレゼントされます。

大会前に開かれるパーティで出場者はこのスーツを着用しています。

錦織選手曰く大統領になった気分だそうです。

atpファイナル集合

賞金

錦織選手は2015年大会では1勝2敗で予選敗退が決定してしまいました。

予選敗退はしましたが、最後のフェデラー戦ではフェデラーに劣らないプレーを見せてくれました。

今年は去年よりもランキングを落としてしまいましたが、来年に期待できる最後だったんじゃないかと思います。

そして、予選敗退してもツアーファイナルでは賞金がもらえます。

というか、ツアーファイナルに出場をしただけで賞金がもらえます。

その金額は約2000万円です。勝っても負けても2000万円もらえます。

この時点で次元が違いますね。そして、予選で1勝するごとにさらに2000万円もらえます。

錦織選手は今年は1勝2敗でしたので、4000万円の賞金を獲得したことになります。

ちなみにこの大会で優勝すると2億円以上の賞金がもらえます。

宝くじなみですね。

ちなみにグランドスラムの優勝賞金はもっと上です。ウィンブルドン(全英)は3億4000万円です。

今年グランドスラム4大会中3大会で優勝したジョコビッチ。1年で宝くじが3回当たったようなものですね。

ちなみにスポンサー料なども含めた年収はフェデラーが80億越えでテニス界では1位です。

全スポーツを合わせても5位です。1位、2位はボクシング選手、3位、4位はサッカー選手、5位がフェデラーです。

federa-

日本ではプロテニス選手はあまりなじみがありませんが、実はとても夢のあるものです。

プロテニス選手の場合、世界ランキング10位以内になれば、日本のプロ野球選手なんて目じゃないくらいの年収になります。

まぁ10位以内はかなり大変です。日本人では現在錦織以外は50位以内にも入れていません。

世界で活躍するテニス選手になるためには小さなころからテニスを始める必要があります。

錦織の場合、中学生の時にすでにアメリカに留学して、フェデラーなどが所属するクラブで練習を開始しています。

最近発売された錦織選手のこれまでの軌跡が書かれたノンフィクション本を読むと、錦織選手のすごさとプロテニス選手として世界で活躍することの大変さがわかると思います。

本を読んだ人のレビューがこちらです。

圧倒的情報量!! 少年が真のトップアスリートになるまでの軌跡に迫った傑作

少年時代の親友やコーチ、盛田ファンドで一緒に渡米した仲間、チーム圭を支える裏方の人々、何より家族の話など、いままで語られることが殆ど無かった内容が満載。
錦織選手と周囲の人々の関わりに丁寧に追っており、トップアスリートとしての錦織圭だけでなく、一人の人物としての錦織圭を知ることができる。
330ページを超える内容であるが、全く冗長と感じることがなかった。多くの関係者の想い、全ての試合の記述、その一つ一つに作者が立ち会い取材したからこそ書ける濃密な記述に圧倒させられる。
最期のインタビューも、そのような作者だからこそ引き出せた真摯な内容で、もっと読みたいと思わされた。
錦織選手のテニスに掛ける才能、情熱と、作者のこの本に掛けた努力、意地が共鳴しあった傑作。
情景が目に浮かぶよう!

内田さんは8年以上にわたって錦織選手を取材し続けているとのこと。彼女の記事は「スマッシュ」で読んでいて、記事の読みやすさに感心していました。その彼女の初の単行本です。昔、夢中で読んでいた沢木耕太郎さんっぽい書き方ですが、そのおかげで一気に読み終えました。爽やかな読後感は、彼女のタッチによるところが大きいと思います。特に印象に残ったのは、小さい頃にお姉さんの怜奈さんとテニスを習っていた時期をユーモアを交えつつ温かく見守っている感じのタッチで描いていること。また、ヒジの故障で悶々とした日々を送っていた2009年を描いた第6章「戦線離脱」の最後の場面は、フロリダの青空が目に浮かぶようで、清々しい気持ちになりました。試合も単純にスコアを追ったものでなく臨場感あふれていたと思います。できれば、もっと写真を入ると良かったかな。読んだ後にツアーファイナルのフェデラー戦を見た時は、錦織の想いが伝わってきた感じがしました。来年の全豪に備えて、もう一度読みなおそうかと思っています。

なんにせよ、錦織選手には世界ランキング1位を目指して頑張ってもらいたいです。

STAY FREE


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