プロテニスの年間最後の試合「ツアーファイナル」が始まりました。
このツアーファイナルは世界ランキング上位8人だけが出場できる大会です。
まずは予選として、4人1組のグループ内で総当たり戦を行います。
錦織のグループは、世界ランキング1位のジョコビッチ、3位のフェデラー、6位のベルデヒです。
この中から上位2人が決勝トーナメントに進出できます。
となると、錦織はベルデヒに勝利することは必須で、ジョコビッチかフェデラーにも勝たなければいけません。
錦織は調子のいい時はジョコビッチにもフェデラーにも勝てる実力を持っていますが、平均的な技術力ではかないません。
ジョコビッチ、フェデラー戦で、いかにいつも以上の実力を出せるかがカギを握っています。
11月15日のジョコビッチ戦
11月15日には錦織VSジョコビッチの試合がありました。
私はテレビ放送するとは知らずに、テレビ番組表を見ていたら、NHKで生放送することを知りました。
びっくりしたと同時にとてもうれしかったです。
まさか、ツアーファイナルを生放送でやるなんて。
夜の11時からと遅い時間に始まりましたが、次の日は月曜日でしたが、関係なく観戦しました。
たちあがり、ジョコビッチのサービスゲームから始まりました。
錦織は1ポイントも取れずに1ゲームが終わりました。
やはりジョコビッチは強いな。そんな感じのファーストゲームでした。
第2ゲーム、錦織のサービスゲーム、あっさりブレークされました。
ジョコビッチは強いけど、錦織も強いはず。もう少しファーストサービス入れないと勝てないよと言った感じです。
そこから、第1セットは1-6でとられました。
おそらく、今日のジョコビッチには絶好調の錦織でないと勝てないというくらい強かったです。
錦織のサービスゲームでファーストサーブが4本入ったのに、全てでポイントを取られてブレークされることもありました。
錦織がフォアハンドでクロスにエース級のボールを打っても、さらに厳しいボールを打ち返してきたりしました。
あの切り返しは誰にも取れないだろといった感じでした。ジョコビッチの世界ランキング1位の実力をまざまざと見せつけられた試合となりました。
この日の錦織のプレーは世界ランキング8位のプレーでした。これでは予選通過できません。
次は17日にベルデヒ戦があります。
錦織とベルデヒとの対戦成績は3勝1敗で錦織が勝ち越しています。
しかし、最後に対戦したのは2012年で今回は3年ぶりの対戦となります。
この3年間で錦織は急激に成長しました。ベルデヒには負けることはないはずです。
ベルデヒに快勝して、予選最終戦のフェデラー戦に望みをつないでほしいです。
フェデラーは現在34歳で世界ランキング3位ですが、一時期のフェデラーは誰も勝てないくらい強かったです。
錦織のあこがれの選手でもありました。そのフェデラーに勝つのは難しいかもしれませんが、無理ではないレベルに錦織も成長しました。
頑張ってください。