近頃、いろいろな会社で英語の重要度が増してきています。
そして、英語力の指標として用いられるのがTOEICです。
よくあるのは、TOEIC600点以上じゃないと、主任になれないとか。
会社としては英語が話せる人間がほしくてこんなことをやっているんだろうけど、正直TOEICで高得点を取ることと英語を話すことは別だと思う。
なぜなら、大体の人が英語を話すための勉強ではなく、TOEICで600点取るための勉強をするから。
私の会社もそうでした。
うちの場合、主任になるための条件とかではなく、TOEICのスコアに応じてお金がもらえるというものです。
たしか、600点で5万円、700点以上で10万円です。
私的にけっこうおいしく感じたので、入社してすぐにTOEICの勉強をはじめました。
そして5月にTOEICを受けました。結果は680点で5万円でした。
もう少しで10万円だったけど、まぁ悪くない結果でした。
で、この勉強のおかげで私が英語が話せるようになったかというと、そんなことはありません。
ということで、わたしの勉強方法はTOEICのスコアは上がるけど、英語が話せるようになるわけではないということがわかりました。
今回はそんな勉強方法を紹介します。
TOEICのスコアアップだけが目的だという人は参考にしてみてください。
TOEICの問題集をやる
まずは、TOEICの問題集(過去問)を3つくらいやりましょう。
最初は時間をきにせず、最後まで全問やりましょう。
で、答合わせをします。そして、間違っていた箇所は解説を読んで、文法や単語等を覚えます。
これを3つの過去問でやります。
3つとも終わったら、次は本番と同じ時間配分で、もう一度3つともやりましょう。
おそらく、一度間違った箇所は、覚えているため、2度目は間違えないと思います。
しかし、前回正解だった問題でも、たまたま正解だった問題などは間違える可能性が高いです。
2度目でも満点はとれないでしょう。
答合わせをして、間違った箇所の文法、単語を覚えます。これも3つの過去問でやります。
これが全部終わったころには自分の苦手な文法や単語が大体わかります。
2回同じ問題をやって、2回とも正解だった問題は正しい考え方ができているでしょう。
逆に、1度でも間違えた問題は知識があいまいな部分です。
この部分を集中的にトレーニングします。
苦手分野の克服
過去問をやることで苦手分野が判明したら、その部分を鍛えます。
方法はなんでもいいです。
中学、高校の英語の参考書などでもいいですし、ネットの問題集でもいいです。
英語の問題集なんて、あふれるくらいあります。
そのなかで、自分の苦手分野がのっているものを探してとにかくやりましょう。
本番1週間前にやること
本番1週間前になったら、もう一度過去問をやりましょう。
最初にやった時と同じように、最初は時間を無視して最後までやり、2回目は本番と同じ時間配分でやりましょう。
理想としては、1回目で本番と同じ時間配分くらいで解けることです。まぁでも、それは結構難しいです。
残りの1週間は、ここで間違えた分野をトレーニングしましょう。
これで、TOEICのスコアはかなりアップするはずです。