インディアカとはバトミントンとバレーを合体させたようなドイツ発祥のスポーツです。
知らない人も多いでしょうが、その競技人口は意外と多く日本で20万人の人がプレーしているそうです。
2015年は埼玉でワールドカップも開催されています。しかし、日本のメディアで取り上げられることはあまりありません。
そんなインディアカのルールを紹介します。
インディアカ概要とルール
それでは、インディアカがどのようなスポーツか説明します。
インディアカはバトミントンの羽にクッションが付いたような、インディアカボールを打ち合って行うスポーツです。
コートはバトミントンのダブルスコートと同じ大きさです。
ルールはバレーに似ています。
人数は基本的に4対4、または5対5で行います。
サーブから始まり、ラリーをしてボールが地面に着くか、3回もしくは4回以内に返球できなければ失点となります。
インディアカではラリーの途中に1回でもボールがネットに触れた場合は4回ボールを打つことができます。
それ以外の場合は3回です。
ボールに触れることができるのは、ひじから先の部分のみで、片手で打たなければいけないというルールがあります。
しかし、相手のボールを最初に触るとき(第1打目)は両手を使ってOKです。
ブロックやレシーブのときですね。
それ以外は基本的にバレーと同じです。
インディアカでも前衛と後衛がいます。前衛は3人で、後衛は1人です。
前衛はコート内のどこからでもアタックができますが、後衛は、アタックラインより後ろからしかアタックできません。
つまり後衛は、いわゆるバックアタックしかできません。
サーブは相手に点を取られるまで、一人の人が打ち続けます。バレーではボールを頭の上でうつ、オーバーヘッドサーブが普通ですが、インディアカでは下から打つアンダーサーブしか打つことができません。
また、インディアカのサーブにネットインはありません。サーブがネットに当たった時点で、相手のポイントとなります。
衣服の一部や体の一部がネットに触れた場合も相手のポイントになります。これはバレーと同じです。
インディアカの主なルールはこんな感じです。
インディアカは誰でもできる生涯スポーツ
インディアカは誰でも簡単にできる生涯スポーツと言われています。
インディアカボールは羽にクッションが付いており、当たっても痛くありません。
また、バレーボールよりも比較的簡単に手で打つことができます。力もそこまで必要ではないため、若い人からお年寄りまで楽しむことができるスポーツです。
レクリエーションインディアカ
愛知県ではレクリエーションインディアカというものもあるみたいです。
こちらは普通のインディアカとはルールが少し違います。
相手コートのボールを返球するまでに、必ず3回打たなければいかなかったり、アタックを打ってはいけなかったり、攻撃的なプレーは禁止らしいです。
つまりは、スポーツとしての競技性よりも、みんなで楽しむためのレクリエーション性を重視したインディアカです。
2015年インディアカワールドカップの結果
2015年は埼玉でインディアカワールドカップが行われたわけですが、もちろん日本も参加しています。
そのほかの参加国はドイツ、スイス、エストニア、ルクセンブルクです。ちょっと少ないです。
各国代表チームは1つから2つです。男子の部は全部で8チーム、女子の部は全部で9チーム、男女混合の部が8チームでした。
日本からはすべての部に、2チームずつ出場したのですが、全ての部で4位という結果でした。
あと少しでメダルで惜しかったです。
インディアカならワールドカップのメダルも比較的簡単に狙えるかも。