私は小学生の時に転校を経験しています。
親の都合で引っ越すことになり小学5年生の2学期に転校しました。
転校先は隣町の山奥の小学校でした。
最初はとても嫌でした。
いままで一緒だった友達と離れることがとても嫌でした。
それでも、仕方なく転校することになりました。
転校先
転校先の小学校は1学年が10人前後の小さな学校でした。
私の学年は私も含めて8人でした。男6人に女2人。
転校前は1学年160人くらいの大きな小学校にいたのでとても新鮮でした。
転校前はサッカー少年団に入っていて、転校してもサッカーをやりたいと思っていましたが、転校先にはありませんでした。
あったのはソフトボールクラブだけ、しかも男子はほとんど入っているという状態。
ソフトボールはあまり好きではありませんでしたが、なにかスポーツをやりたかったので仕方なく入りました。
転校先の小学校は弱小校でした。
まぁ人数が少ないので当たり前です。ほかの学校がレギュラー全員が6年生という状態で、うちは3~6年生でレギュラーは構成されていました。
大人の3歳差は大したことはありませんが、小学校6年生と3年生では大きな差があります。
私は半年ほどでやめましたが、数回試合に出ました。
1度も勝つことはできませんでしたが。
田舎ならでは
転校先はコンビニもないような田舎でしたが、自然だけは豊富にありました。
そのため、学校では釣りの授業なんかもあり、近くの川に釣りをしに行ったりもしました。
転校前の学校では絶対にないような授業だったので、今思えばいい体験ができたと思います。
他にも、焼き物のろくろ体験授業や、田植えから米の収穫、餅つきなどいろいろと貴重な体験をすることができました。
大きな学校だと全員が同じ体験をするのは難しいですが、人数が少ないため全員が同じように体験をすることができました。
約1年後にもう一度元の小学校に転校することになるのですが、この田舎の小学校での1年間は私にとってとても貴重なものになりました。
転校生いじめ?
転校先では最初は歓迎されました。
すぐにみんな仲良くしてくれました。
軽いいじめのようなものもありました。
リーダー格の男の子が一人いて、その子分的な男の子が3人ほどいました。
で、昼休みに鬼ごっこなどをするときに一人の人を標的にするようなことが多々ありました。
いじめといってもその程度だったのですが、私もある日突然標的にされました。
おそらく、リーダー格の子よりも目立ったのがいけなかったのでしょう。
私は比較的スポーツも勉強もできる子でした。
転校先では、どちらもすぐに一番になりました。それが気にさわったみたいです。
標的にされているのはわかっていましたが、そんなに気にせず暮らしていました。
女の子たちや、子分以外の男の子は普通に接してくれたのがよかったです。
そんなことも、3か月後くらいにリーダー格の子と喧嘩をして終わりになりました。
なにがきっかけか覚えていませんが、結局みんな仲良くなりました。
まとめ
転校というのは子供にとってはとても重大なことです。
大人になって思い起こしてみると、隣町の小学校への転校は大したことではありません。
車で30分で前の学校の友達には会いに行けるし。
でも、子供にとってはかなり重大なことなのです。
今まで毎日学校で遊んでいた友達に会えなくなること。
まったく知らない人たちの学校に行くこと。
人見知り気味の私にとって転校はすごく嫌でした。
しかし、転校してみると人見知りの私でもすぐにみんなと仲良くなれたし、貴重な体験もできました。
それに人見知りも少しは良くなった気がします。
私にとって小学生時代の転校はマイナスな事よりもプラスのことの方が多いとてもいい経験です。