私は現在、技術者派遣会社で働いています。
そして、転職先がきまり、近いうちに退職予定です。
その話を派遣元である会社に伝えたときの話を今回は紹介します。
同じように技術者派遣会社で働いている人は参考になると思います。
会社規定
会社を辞めようと思った時に、まず確認したのが会社規定です。
うちの会社の場合「退職希望日の1カ月以上前に会社につたえること」となっていました。
私はできれば年内にやめたかったのですが、転職先の内定連絡が11月30日でした。
年内(12月31日)に辞めるとなると、規定通りいけば11月30日はギリギリです。
でもギリギリセーフだろうと思い、派遣元会社に辞意を伝えました。
そしたら、もっとはやくいってくれないと困るといわれました。
派遣先との調整もあるから、1カ月前ちょうどにいわれても困るのだそう。
そりゃそうだろうと思いました。
それなら、1.5ヵ月前とかにしておけばいいなじゃないですかと言っておきました。
なんでも、派遣のシステム上、15日単位でしか契約できなくて、その契約は基本的に1カ月前に行うとのことでした。
つまり、11月30日にシステムで手続きを完了させれば1カ月後の12月31日に辞められるというわけです。
システムでの手続きは簡単にできますが、その前に派遣先との調整が必要だから1カ月後にすぐ辞めるのは実質無理なんですよね。
転職理由
円満退社のためには会社には正直な理由を言わない方がいいとネットには書かれています。
正直な理由を言わないというよりは、現在の会社への不満を転職理由にしない方がいいということ。
不満を理由にしてしまうと、その点を改善するからと引き留めに会ってしまうからだそうです。
私の場合は転職先がまったく別業種だったので、やりたい仕事が見つかったからと言っておきました。
でも、本当の理由はそれだけではなく、給与面や待遇の不満もありました。
まず、私は派遣という形で働くと思わず現在の会社に入社しました。
それはしっかり調べなかった自分が悪いと思う人もいるでしょう。
言い訳になりますが、私が入社した当時、会社の情報はほとんどなく、会社のホームページにも派遣という文字は書かれていませんでした。
しかし、入ってみたら派遣でした。
でも、仕事内容は面白そうだったので、頑張ってみようと思い続けていました。
しかし、派遣という形態上、給料は働いた時間によって変わります。
どんなに素晴らしい仕事をしても会社の利益は上がりません。
会社の利益が上がるのは残業をたくさんしたときです。私たちの給料も一緒です。
残業をしなければあがりません。
そんな環境が嫌ということが転職理由の一つでした。
まぁこんなことを正直に話しても、プラスになることはなさそうなので話さずに辞めることにしました。
おそらく、私のように派遣だと知らずに入社して働いている人はたくさんいます。
現に、私の同期の半分以上はそうでした。
ということで、似たような会社で働いている人は会社に辞意を伝える時期の参考にしてみてください。