残業代というシステムはかなりダメだと思います。
定時を超えて働いた時間に応じて給料を増やす。それはダメな社員を増やすだけです。
定時時間内は適当に働いて、残業時間になるとちゃんと働き出す。
とくに大企業にはこんな人が多いと思います。
残業代というシステムのダメなところ
働いた時間に対して給料を支払う
バイトじゃないんだから時間に応じて給料を支払うのはおかしいです。
極端な話、何もしないでいるだけでも給料が発生します。それが残業代です。
それは社員のためにも、会社のためにもなりません。
時間に対して給料を支払うのは、個人の成果を評価できないからです。
成果で評価して給料を決めれば、残業なんて概念はいりません。
現在の多くの会社では、二人の人間が同じ成果を出したとしても、その成果を出すためにより多くの時間働いた人の方が給料が多くなります。
それはかなりおかしいです。
優秀だから残業せずに早く仕事を終えた人よりも、能力不足で残業をしないと仕事が終わらなかった人の方が給料は多いのです。
そんな会社だと気づいた優秀な人材はいつまでもそんなところで働いていないでしょう。
例えば、優秀な人はダメな人の半分の時間で仕事を終わらせます。つまり、同じ時間働いた場合は成果が2倍違うのです。
こういう時は、給料も2倍違わなければおかしいのです。
そんな会社では優秀なひとも頑張る気が起きないと思います。
早く終わらせても、次の仕事が来るだけだし、といった感じで適当にやるようになります。
そして、だんだんとそんな生活に慣れていって、いつまでもその会社で働くことになります。
残業代を払わない会社がブラックだといわれていますが、優秀な人間をまともに評価しない会社もブラックだと私は思います。
まぁ本当に優秀な人間の場合は、そんな会社はすぐに辞めて別の会社を探すでしょう。
優秀な人間なら働き口なんていくらでもあるのです。
転職直後は給料が下がったとしても、個人の能力を正当に評価してくれる会社なら、優秀な人間の給料はすぐに上がります。
未経験でも採用してくれる会社はいくらでもあります。優秀な人間はちゃんとした会社に転職したほうがいいですよ。