私は趣味でレザークラフトをしています。
レザークラフトは初心者でも、そこそこきれいな作品が作れて楽しいので、趣味を探している方にはおすすめです。
レザークラフトでは革と革を縫い合わせます。
でこの縫い合わせかたが、布同士を縫うのとはちょっと違います。
何が違うって、まず革に縫い穴を開けます。針を通すための穴です。
革のように固い素材は、針では穴があけられません、そのため、事前に穴を開けておきます。
この穴を開ける道具が菱目打ちというものです。形状はフォークを小さくした感じです。
菱目打ちを使えば、均等な間隔で穴を開けることができるので、素人でもそれなりにきれいな作品になります。
菱目打ちの通常の使い方
菱目打ちは通常、ゴム板と呼ばれるものの上に革を乗せて、ゴムハンマーで菱目打ちを叩き、穴を開けます。
この時結構な音がします。
アパートやマンションの場合、近所迷惑になるかもしれません。
家族がいたら、夜中などはできません。
ということで、音を立てずに菱目打ちができる機械を自作使用と思いました。
音を立てずに菱目打ちをする機械
ネットで探してみると、結構あります。ヤフオクでも販売されていたりしました。
それだけ需要があるのでしょう。
やはり、趣味でやるレザークラフトのネックとなるのは菱目打ちの音みたいです。
多くの人がやっているのが、ドリルスタンドを利用した菱目打ちです。
菱目打ちはまっすぐ、垂直におろすことがきれいな作品を作るうえで大事なことです。
ドリルスタンドならまっすぐにおろすことができるのでちょうどいいです。
で、買ってみました。しかし、買った後に菱目打ちを取り付けるドリルチャックも必要だと気づきました。
ドリルチャックは安くても2000円以上です。しかもそのままでは使えない感じです。
せっかく安くていいなと思ったドリルスタンドも、ドリルチャックを買ってしまうとあまり安くありません。
どうしようと思っていたところに見つけたのが、垂直ドリルスタンドにドリルチャックなしで簡単に菱目打ちを取り付ける方法です。
100円ショップのもので菱目打ちがつけられるらしい。しかし、その方法を知るのに500円。・・・どうしよう。
でも、ドリルチャックを買うよりは安いし、簡単そうなので、500円払いました。
こんな簡単なことで菱目打ちを固定できるのか!という感じでした。
すごく単純です。しかし、思いつきませんでした。いまでは、500円払ったことを後悔していません。
ドリルチャックなんかよりこっちの方が絶対いいです。なんてったってほとんどの菱目打ちを固定できるから。
私が持っている菱目打ちは4本セットで千円という格安のものです。
そのせいか、持ち手部分のサイズがバラバラです。
ホームセンターのドリルチャックではサイズ的にはまらないものもありました。
しかし、この100円ショップの道具なら、菱目打ちのサイズはほとんど気にすることなくつけられます。
これのおかげで、今では音もなく快適に菱目打ちができています。
ドリルスタンド以外の菱目打ち機械
ドリルスタンド購入前は0から菱目打ち機械を作ろうと計画していました。
歯車を使えば、少ない力で、菱目打ちができるはずだ!と思い、いろいろ考えました。
最終的に電動の菱目打ち機械を作ろうと思いましたが、材料費がかなり高くなりそうなため辞めました。
そいつが完成していたら、スイッチ一つで菱目打ちができるはずだったのですが。。。
作ってみたい人、メッセージくれれば、細かい設計まではできていませんが、概要くらいは説明します。