転職が決まってから、現在の仕事に対する愚痴記事が多くなりました。
立つ鳥跡を濁さずの精神で円満退社しようと思っているのですが、上司への不満は山ほどあります。
その不満を上司に伝えてしまうと、円満退社とは程遠い退社になるだろうということで、このブログに書いてます。
今回は今の仕事は税金の無駄遣いだと思った話を書きます。
私の給料は税金から払われている
まず、現在の仕事のお客さんというのは防衛省です。
防衛省の活動費は政府が防衛予算の中から支払われます。
その防衛予算は私たちが払っている税金です。
つまり、私の給料は税金により支払われていることになります。
税金の無駄遣い
平成27年度の防衛関係予算は49801億円です。
途方もない数字過ぎて想像もつきません。
私たちのグループがやっている仕事は1億円以上の仕事です。
全予算の中から見ると1億円なんて小さな額ですが、自分たちが支払っている税金の一部だと考えるとかなり大きな金額です。
私から見ると、この仕事は税金から1億円も払ってやる価値のあるような仕事には見えません。
というか、実際にこの仕事をやっている人(私)に支払われているお金は微々たるものです。
私の年収は400万円ちょいです。
そんな人間が3人いればできる仕事です。合計は1200万円。
しかし、防衛省が会社に支払っているお金は1億以上。
つまり、8800万以上は会社の利益になっていることになります。
まぁ契約のための調整とかにいろいろお金がかかるんでしょうが、それを考慮しても5000万円は会社の利益になってるんじゃないでしょうか?
防衛省はそれをわかっているんでしょうか?
わかっているとしたら、これは税金の無駄遣いだとは思わないのでしょうか?
さらに詳しくいうと、私は技術者派遣会社から大企業に派遣されて働いています。
つまり大企業が派遣会社に支払ったお金の一部が私の給料になっているのです。
そもそも、防衛省が自分たちでやれば税金の無駄使いにはなりません。
しかし、大企業に仕事を発注することで、企業の利益分の無駄が生じます。
そして、大企業の社員が仕事をするのではなく、派遣社員がその仕事をすることで、派遣会社の利益分の無駄が生じます。
かなりの税金の無駄遣いだと思います。
この無駄を省くことで、大企業が仕事を失い、派遣会社も職を失い、大変なことになるのはわかります。
しかし、私たちから搾取する税金を増やす前に、こういう無駄があるということを理解して、少しでも改善する策を考えてほしいと思います。
ちなみに、防衛費のすべてが無駄だとは思いませんし、国を守ってくれている防衛省は必要なものだと思います。
しかし、その仕事の中には無駄なものもあるんじゃないかという話です。
すくなくとも、私がこれまでやってきた仕事の中には「こんなことを税金でしているのか?」と思うような仕事もありました。
今の職場の人たちからは税金で仕事をしている意識が感じられません。
上司なんて、予算があるからという理由で海外出張にビジネスクラスでいきます。
そして、事業の最後の方になると、予算も少なくなってきているので、ビジネスクラスではなくエコノミーで出張します。
エコノミーでもビジネスでもいけるなら、最初からエコノミーでいけよと思いました。
そのお金は国民の税金だとわかってるのか?と聞きたくなりました。
まぁこんな職場とももう少しでおさらばです。