サイトの表示速度が極端に遅いと検索順位が悪くなるよ~
というような発表をGoogleがしました。
2018年の7月にスピードアップデートと呼ばれる検索アルゴリズムの変更が行われるみたいです。
サイトスピードをチェック
私はこれまで、特別なカスタマイズなどはせずに、
ワードプレスのテーマをそのまま使っている感じでした。
テーマとしては優れているものを使っていましたので、
デフォルトの設定で表示速度が遅いなんてことないだろう。。
とおもっていました。
今回のGoogleの発表を受けて、なんとなくサイトの表示速度を計測してみました。
使用したツールはGoogleが提供しているPageSpeed Insightsです。
結果は以下のとおりです。
まさかの100点満点中29点。
これはスピードアップデートの影響を受ける可能性大です。
改善ポイントを探す
PageSpeed Insightsでは速度改善のための修正提案もしてくれます。
画像の最適化・CSS・HTMLの圧縮などいろいろな提案をしてくれるのですが、
HTMLやCSSの知識がほとんどない私にとって改善は難しいです。
そんな中で、できそうだったのが
「サーバーの応答速度改善」
です。
現在は私はロリポップというサーバーを利用しています。
これの応答速度を早くする方法を調べたところ。。。
phpのバージョンアップで早くなる!!
という記事を見つけました。
php7.1モジュール版にバージョンアップ
調べてみると、現在の私のサーバーのphpバージョンは「5.6モジュール版」となっていました。
これを7.1モジュール版にバージョンアップするだけで応答速度が7倍になるらしいです。
しかも、無料でできる。
ということであれば、やってみないわけにはいきません。
php7.1CGI版でテスト
無料でできることですが、
注意書きをよく読むと、
・サイトが表示されなくなる可能性がある
・プラグインによっては正常に動かない可能性がある
などの怖い問題もあるようです。
しかも、
php7.1モジュール版にするためには、サーバー移管が必要で、
サーバー移管をした場合、
サーバー上の全サイトが自動的にphp7.1モジュール版になるというのです。
そして、5.6モジュール版には戻せない。。。
これはちょっと怖いので、
慎重にやっておこうと思い、
サーバー移管をしなくてもすぐに試せるphp7.1CGI版に変更してみました。
(CGI版とモジュール版の違いは知りません!がモジュール版の方が早いらしいです。)
この変更はロリポップの管理画面で簡単にできます。
管理画面⇒サーバーの管理・設定⇒php設定
で各ドメインのphpバージョンを変更できます。
ただ、昔からロリポップを利用している人はphp7.1モジュール版が選択できないらしいです。
そういう人は、「サポート」から問い合わせてサーバー移管をしてもらう必要があります。
私は2015年から利用していますが、7.1モジュール版は表示されなかったので、
サーバー移管をすることになりました。
その前に7.1CGI版に変更してみましたが、
サイトは何の不具合もなく動いているようでしたので、7.1モジュール版にすることが決定しました。
ちなみに、
php7.1CGI版にしてからPageSpeed Insightsでチェックしたところ、
若干点数がアップしました。(これでも低い点数ですが。。)
サーバー移管
サーバー移管はロリポップに問い合わせれば無料でやってくれます。
ただ、移管作業中はサイトにアクセスできない状況になります。
しかも移管作業は平日昼間のみの対応。
企業のホームページなどの場合は結構悩みますね。。。
私はそんなことよりも、サイトの表示速度改善の方が重要だと思ったので、
最短日時で依頼しました。
結果、翌日にサーバー移管をしてもらうことになりました。
結果報告
結果は以下のようになりました。
モバイルに関しては、かなり早くなりました。
29点⇒76点なので47点アップです。
自分でサイトを確認してみても、体感できるくらい表示速度が速くなりました。
(これまでが遅すぎたというのもありますが。。。)
ただ、パソコンの表示速度に関しては36点で、
まだ悪いです。
サーバー移管の時間に関して
サーバー移管作業中はサイトにアクセスできなくなるということだったので、
どれくらいの時間がかかるのか心配でしたが。。。
開始:2018/07/06 (Fri) 09:54:44
終了:2018/07/06 (Fri) 10:02:10
10分以内に終了してました!!
これなら全然問題無いですね。
ロリポップを利用されている方は参考にどうぞ。