私はTOTEMのロードバイクで通勤しているのですが、先日、通勤途中に車にぶつかって壊れてしまいました。
衝突直後はホイールが歪んでしまって、ブレーキと干渉して、まともに回らない状態でした。
怪我などは無かったのですが、そこから自転車を押して会社にいくよりも、いったん家に帰った方が近かったので、自転車を押して家に帰ることにしました。
自転車を押していると、次第にホイールがスムーズに回り始めました。
ブレーキパッドが徐々に削れてきたのだと思います。
で、これなら運転できそうだということで、途中から自転車に乗って帰りました。
乗ってみると、ハンドルも若干曲がっていることに気づきました。
ホイールのスポークも一本折れていました。ぶつかった直後はそんなに重症だと思わなかったのですが、よくよく見るといろいろなところがダメージを受けていました。
ぶつかった車は、走り去っていったので、修理代を請求することもできません。と、考えるとなんかイライラしてきました。
家に帰って少し冷静になったところで、どうするか考えました。
修理に出すか?新しいのを買うか?
この自転車はインターネット通販で買ったものなので、自転車屋さんに持ち込んで修理してもらえるか不安でした。
ということで、最寄りの自転車屋さんである「サイクルベースアサヒ」に電話してみました。
すると、「持ち込みでも修理大丈夫ですよ」とのことだったので、とりあえず持って行ってみることにしました。
サイクルベースアサヒはかなり親切
事故の状況を説明して、自転車を見てもらいました。
これなら、乗れる程度には修理できますよとのことだったので、修理してもらうことにしました。
もう少し詳しく見てみないと修理にどれくらい時間がかかるかわからないということだったので、一度帰ることになりました。
この時、朝の10時くらいです。
それから、約4時間後の14時くらいに、電話がありました。
修理が完了したので、取りに来てください。その際、いろいろとお伝えしたいことがあります。とのことでした。
さっそく、取りに行ってきました。
で、現地で言われたことは次のような感じです。
- サドルの取り付け金具の前後が逆
- ステムが長いから乗りづらいんじゃないか?
- ブレーキパッドが片側だけ、かなり消耗しているから、おそらく、事故前から左右のクリアランスがあっていなかったんじゃないか。
- ヘッドライトをハンドルにつけているが、ブレーキワイヤーの上からつけているから、ブレーキワイヤーが動きづらくなっていた。
ヘッドライトをハンドルにつける場合は、右側につけて、ブレーキワイヤーをかまないようにつけた方がいい。 - フロントフォークは衝撃から搭乗者を守るためのものだから、大きな衝撃を吸収して、壊れるようになっている。今回の事故では、壊れていないようだけど、なんらかのダメージは受けているはずだから、乗り続けることはあまりお勧めできません。
こんな感じのことを言われました。
ブレーキの調整とか、折れたホイールスポークの交換、ホイールのゆがみの矯正、その他点検をやってもらって、料金は2800円でした。
正直もっと高くつくことを覚悟していたので、安くてびっくりでした。
おまけに、いろいろと自転車に関して詳しく解説してくれたし、接客態度にもとても好感が持てました。
修理後の自転車に乗ってみると、事故前よりもブレーキの利きが良くなっていて、ハンドルの角度なども最適な位置にしてくれていて、とても乗りやすくなりました。
これで2800円なんて激安だと思います。
インターネット通販で購入して自分で組み立てた自転車だったので、いろいろと最適化できていなかったみたいです。
それでも、乗ることはできていたし、普通に快適だと思っていたので、満足していたのですが、やはりプロは違いますね。
メンテナンスだけでも歓迎ということだったので、自転車を通販で買った人は、最初に一度サイクルベースアサヒにメンテナンスで持ち込んでみるといいと思います。